アリババクラウドのトークンプランに課金して、qwencodeで使えるようにするための設定を進めるのに苦労したのでメモ。画像も多めに入れてるので、これから作業する方には何かしら参考になるかもです。
Qwen 3.8が出てきた

中国・杭州(浙江省)のAlibaba(阿里巴巴)が出しているAI「Qwen」の最新版、Qwen 3.8がリリースされた。
これがかなりすごい。パラメータ数は約2.4兆。ChatGPTの最新モデルと同等か、それ以上に賢いと言われている。コーディング、複雑な推論、長文の処理、どれも大幅に強化されているらしい。
API料金プラン

API料金のプランを調べると、ライト・スタンダード・プロの3段階がある。
ライトプランは通常6ドル/月。しかも今ならキャンペーン割引が効いて、4ドル/月で使える。日本円にして1,000円以下だ。

ChatGPT Plusが月20ドル、Claude Proも月20ドル。それと比べると、4ドルで最先端のAIが使えるというのは破格としか言いようがない。
「これは試さない理由がない」と思って、Alibaba Cloudを契約した。
今ならキャンペーンがすごい
さらにタイミングが良いことに、今は期間限定のキャンペーンをやっている。しかも2段階ある。
まず、通常時間帯(日本時間 9:00〜23:00)でも、qwen3.8-max-preview の呼び出しが90%OFF。Credits消費が通常の10分の1で済む、つまり実質10倍のトークンが使える。
そして、オフピーク時間帯(日本時間 23:00〜翌9:00)はさらに割引が深くなって、98%OFF。実質50倍だ。夜間に作業する人なら、ほぼ無制限に近い感覚で使える。

対象モデルは qwen3.8-max-preview に限定されている。まさに今使いたい最先端モデルが、キャンペーンで一番お得に使える。4ドルの契約で、通常時間帯なら実質40ドル分、夜間なら実質200ドル分のトークンが使える計算になる。これはかなりすごい。
キャンペーンの開始は2026年7月19日。終了日は未定で、公式チャンネルで事前に告知されるとのこと。早めに使っておいたほうがいいって焦らせる作戦で、恒常的にこのシステムだとありがたい。正直、50倍でも最新のモデル使うとそこそこトークン消費するので。仮にキャンペーンがないと、Liteプランではすぐリミットに来てしまう。
glm-5.2とかをLiteプランで使うと、びっくりするぐらいあっという間にトークンが燃えてリミットになります。ま、安いからね。qwen3.8でも十分賢いので、しっかり割り切って使えばいい感じ。
契約画面は誠実というか深謀遠慮
Alibaba Cloudの契約手続きは、想像していたよりずっとまともだった。
予約して、クレジットカードを登録して、申し込む。特に戸惑うところもなく、普通に完了した。中国のサービスということで少し身構えていたけど、まったく問題なかった。
そして、契約して一番印象が良かったのがここ。

月額更新(自動更新)が、デフォルトでOFFになっている。
ChatGPTやClaudeは、サブスクを契約すると毎月自動で更新されるのが前提だ。やめたいときは自分で解約しにいかないといけない。向こうは「いかに解約しにくくするか」で設計している。
Alibaba Cloudは逆だった。更新したいときに、改めて自分で更新する必要がある。何もしなければ、そこで終わり。
これはすごく親切だと思った。
AIの世界は変化が速い。来月にはまた別のモデルが出ていて、そっちに乗り換えているかもしれない。毎月同じAIに課金し続けるとは限らない。だからこそ、デフォルトで自動更新がオフになっているのは、ユーザーの現実をちゃんとわかっている設計だ。
「やめやすさ」が「戻りやすさ」になる
これはNetflixにも通じる話だ。Netflixもすごくやめやすい。ワンクリックで解約できる。
一見すると「やめやすい=売上を逃す」ように見える。でも実際は逆で、「どうせすぐ切り替えられるし、また見たくなったら再開すればいいか」と思えるから、かえって気軽に始められる。そして戻ってきやすい。
Alibaba Cloudの更新デフォルトOFFも同じ発想だと思う。
「いつでもやめられる」からこそ、「じゃあもう1ヶ月使ってみるか」となる。長期的に見て、こっちのほうがユーザーとの関係は続く。
さすが浙江省・杭州の商売の考え方だな、と感心した。商売が上手い。深謀遠慮!
設定は迷走した!以下に画像付きで作業内容を公開!
Qwenを使えるようにする設定、これが正直かなり大変だった。
ま、APIキー作るだけなので秒で終わらせてやるぜ!とか思って作業したらエラーがいっぱい出たのでメモ。
AIってめっちゃ賢いんだけど、画面操作に関する説明は文字だけでは限界があるので、こういう時に画像付きで説明があるととても助かるわけです。これから設定する人の参考になれば幸いです!
面倒ポイントの一つ、アリババクラウドは英語か中国語しかないので、解読しながら作業をする必要がある。
とりあえず、Generateっていう紫のボタンを押して、APIキーを発行!

ここからはターミナル操作。qwenでqwencodeを起動。

/authで、プロバイダーの設定。ここから、某AIに聞いたら間違った情報ばっか渡されて大混乱でした。
僕は最初は一番したのCustom Providerから設定しました。急がば回れというか、6ステップくらいあるんですが、無事に手作業で登録できました。そのあと、qwen3.8にスマートな方法を確認して作業しました。今回はそっちを書く。
Alibaba ModelStudioを選択。

この画面、意味分からないというか情報が錯綜する。契約したのは個人のトークンプラン。
選択肢は、Coding plan が個人向けで、 Tokon Planはチームや企業向け。意味わからん。
で、某AIはToken Planでいけと言うわけです。その通りにすると接続できませんでした。。
と言うわけで、 一番上のCoding Planを選択。

次。リージョンが中国がシンガポールしかないです。

で、よく見るとシンガポールの方がインターナショナルとなってるとなってるのでそっちで進めます。
ここで、APIキーを求められるのでアリババクラウドで作ったキーをコピペ。

ここ。灰色の文字で、「Enter model IDs directly.」って書いてあります。IDって何だ?ようわからん。

と言うわけで何も入れずにエンター。すると、通るんですが、地獄行きです。。あらゆるモデルが接続できません。
ここで、モデル名。
qwen3.8-max-preview
これをきっちり入れる必要があります。それだけ。ここを適当にやって僕はドツボにハマりました。
今、このブログはQwen 3.8で書いている
そして今、このブログ記事はまさにQwen 3.8(最新版)を使って書いてます。口調がぶれてるのはAIのせいでなく人間である僕が手を加えてあれこれ修正してるからです。
設定の苦労はあったけど、動いてしまえばこっちのものだ。音声入力でざっくり話した内容を、こうしてブログ記事の形に整えてくれている。なかなかすごい。
Qwenだけじゃない。他のモデルも使える。使えるには使える。
ちなみに、Alibaba CloudのAPIはQwen専用ではない。
Coding Plan(僕が契約しているプラン)では、Qwenシリーズに加えて、GLM-5(Zhipu AI)、Kimi K2.5(Moonshot AI)、MiniMax M2.5なども使える。1つの契約で複数のAIモデルを試せるのはお得だ。
ただし正直に言うと、僕が入っているライトプランのクォータでGLMやKimiをガンガン使うのは、さすがにきつい。90%OFF・98%OFFのキャンペーン対象も qwen3.8-max-preview に限られているので、他のモデルは通常消費だ。ライトプランは「Qwenを安く使う」と割り切って、GLMやKimiを本格的に試したくなったら、そのときに考えればいいかなと思っている。
一方、従量課金の通常APIに目を向けると、ラインナップはもっと広がる。GLM-5.2、DeepSeek V4 Pro、Kimi K2.7 Code、Qwen 3.7 Maxなど、中国発の最新モデルがずらりと並んでいる。OpenAI互換のAPI形式なので、既存のツールやライブラリをそのまま流用できるのもありがたい。使った分だけ課金なので、たまに試す程度ならこちらの方が気楽だ。
「Qwenを試したい」と思って入ったけど、結果的に中国AIの生態系まるごとにアクセスできるようになった感覚がある。
これからやりたいこと
Qwen 3.8を使って、プログラミングも少しやってみたいと思っている。APIを叩いて何か作ったり、コード生成の精度を試したり。
その成果や気づきは、またこのブログで書いていくつもりです。
よろしくお願いします。