この記事を特におすすめする人:
・外国語に興味がある人
・簡単に使える中国語フレーズを知っておきたい人
・日々のコミュニケーションをもっと豊かにしたい人
・中国語圏への旅行を予定している、または行ってみたい人
今回は「ワンポイント中国語」の話
今回はシンプルに、中国語のちょっとしたコツを一つだけ紹介します。
シンプルなのですぐに覚えられる。実践できる。それでいて効果抜群、とても有用で前向きな内容です!
難しい文法の話とか、単語の暗記とか、そういうのは一切なし。
でも、これを知っているだけで中国語の「ありがとう」の伝わり方がぜんぜん変わるんです。
僕は全国通訳案内士の資格を持っていて、台湾に留学していた経験もあるんですが、現地で実際にこの違いを肌で感じた話をします。
日本人ならだいたい知っている2つの中国語
中国語を勉強したことがない人でも、おそらくこの2つは知っているんじゃないかなと。
「こんにちは」=ニーハオ(你好)
「ありがとう」=シェイシェイ(謝謝)
もうこれ、日本人の一般教養レベルですよね。
海外旅行に行ったら現地の言葉で「こんにちは」と「ありがとう」くらいは言いたいよね、というのは多くの人が思うことだと思います。
実際、この2つだけでもかなりコミュニケーションは取れます。
「ニーハオ」で挨拶して、何かしてもらったら「シェイシェイ」。
これだけで旅行先の印象はグッと良くなる。
でも、今回伝えたいのはここからなんです。
実は「謝謝」だけだと、ちょっと足りない
「謝謝」はもちろん「ありがとう」として通じます。
間違いではないし、失礼でもない。
ただ、ニュアンスとしては「一般的な、儀礼的なありがとう」に近いんですよね。
日本語で言うと、コンビニのレジで「ありがとうございます」と言うような感じ。
丁寧ではあるんだけど、そこに個人的な感情はあまり乗っていない。
じゃあ、本当に感謝の気持ちを伝えたいときはどうすればいいのか。
ここで登場するのが、たった1文字の漢字です。
その1文字とは
答えは
你(ニー)
です。
これは「あなた」という意味の漢字。
さっきの「ニーハオ(你好)」の「ニー」と同じ字ですね。
つまり「謝謝」のうしろに「你」をつけて
謝謝你(シェイシェイニー)
こう言うだけ。
たったこれだけで、感謝の伝わり方がぜんぜん違うんです!
なぜ1文字足すだけで変わるのか
「謝謝」は、言ってみれば「感謝します」という一般的な表現。
でも「謝謝你」になると、「あなたに」感謝している、という意味が加わります。
これ、日本語で考えるとわかりやすいかもしれません。
「ありがとう」と「あなたのおかげです、ありがとう」。
どっちが気持ちがこもって聞こえるかというと、明らかに「謝謝你」ですよね。
中国語でも同じことが起きるんです。
「你」が入ることで、感謝の矢印が「あなた」に直接向かう。
だから言われた側は「お、この人はちゃんと自分に感謝してくれているんだな」と感じる。
英語で考えるとわかりやすい
これ、実は英語でも同じことが起きているんですよね。
英語の「ありがとう」には「Thanks」と「Thank you」がある。
「Thanks」はカジュアルで、サクッとしたありがとう。
「Thank you」は「you」がついている分、相手に向けた感謝のニュアンスが強くなる。
たとえば誰かにドアを開けてもらったとき。
「Thanks」でも全然OKなんですが、「Thank you」と言われた方が、言われた側はちょっと嬉しいですよね。
考えてみれば当たり前の話なんですが、「あなたに」という一言が入るだけで、感謝の温度って上がるんです。
これは英語でも中国語でも同じ。
で、中国語の場合はこの感覚がより強い。
「謝謝」と「謝謝你」の差は、体感としては「Thanks」と「Thank you」の差よりも大きいかなと。
なぜかというと、中国語で「你」まで言う人って、本当に気持ちを込めているケースが多いから。
だからこそ、言われた側の反応も変わるんですよね。
台湾留学で実感した「謝謝」と「謝謝你」の差
僕が台湾に留学していたとき、この違いを何度も実感しました。
たとえばお店で買い物をしたとき。
「謝謝」と言うと、店員さんも「謝謝」と返してくれる。普通のやりとりです。
でも「謝謝你」と言うと、ちょっと反応が変わるんですよね。
「え、この人ちゃんと気持ち込めて言ってくれてるな」みたいな表情になる。
笑顔が増えたり、ちょっと会話が生まれたり。
些細なことなんですが、この小さな変化がすごく嬉しかったんです。
言葉って、伝え方を少し変えるだけで、相手との距離が縮まるんだなと。
僕も留学中に「謝謝你」と言ってもらえるととても嬉しかったので、これは実感を持って断言できます。相手にきちんとありがとうの気持ちを伝えたいなら、「謝謝你」と言ったほうがいいです。たった一言足すだけで印象がすごく良くなります!
日本国内でも使える場面は増えている
「でも中国語圏に旅行する予定がないし…」と思った人もいるかもしれません。
でも実は、日本国内でも使える場面が増えているんですよね。
最近は中華圏から日本に来ている人がかなり多い。
旅行で来ている人もいれば、日本に住んでいる人もいる。
たとえば飲食店で隣の席の人が中国語を話していて、何かのきっかけでちょっとした交流が生まれることもある。
そんなとき、さらっと「謝謝你」が出てくると、それだけでコミュニケーションの質が変わります!
荷物を持ってもらったとき。
道を教えてもらったとき。
席を譲ってもらったとき。
こういう場面で「謝謝你」と言えたら、ちょっとかっこいいですよね。
語学は「小さなコツ」の積み重ね
英語もそうなんですが、語学って一つの小さなコツを知るだけで世界が広がることがあります。
僕はTOEIC 915を独学で取ったんですが、そのプロセスでも「これ知ってるだけで全然違う」みたいなポイントがたくさんありました。
中国語も同じで、今回の「謝謝你」のような小さなTipsを一つずつ積み重ねていくと、言葉がどんどん「使えるもの」になっていく。
ということで今回は、覚えることを一つに絞りました。
謝謝你(シェイシェイニー)
これだけ覚えて帰ってください。
まとめ
今回はワンポイント中国語として、「謝謝」に1文字足すだけのコツを紹介しました。
ここまで読んでくれたあなたは、もう次に中国語話者と出会ったとき、ワンランク上の「ありがとう」を伝えられます。
中国語のワンポイントTipsは、今後もちょこちょこ書いていこうと思っています。お楽しみに。
あなたの「ありがとう」が、もっと伝わるようになりますように。